社長ご挨拶
株式会社HRDは、昭和47年(1972年)に、主に家電製品の 材料をお客様より頂いて組立を生業とする製造業として始まり それらの仕事の一つとして、LEDランプの製造委託も昭和50年代から 承り、長年に亘りLEDと共に歩み続けて参りました。
『株式会社HRDは私が生まれてから1ヶ月後に原田電気製作所として 産声を上げた、まさに私にとって一心同体のような存在です。』
私が物心つく頃から株式会社HRDはいつも私の傍に有り、学校が 休みの日には内職仕事を手伝うなど、私の生い立ちは常に 株式会社HRDと供にありました。
私が大きくなるにつれ、少しづつお客様が増え、同時に得られた 人との繋がりや信頼が、新しい製品への研究開発に結びつき、ついに 2003年には自社方式での白色LEDの開発に成功致しました。
それ以降は鳥取大学との共同研究や、鳥取市内の照明メーカーとの共同 開発など、鳥取の技術を集約・発展させ、LEDという環境に優しい 製品を世の中へ広く浸透させると同時に、疲弊した鳥取の経済活性化と 雇用の創出こそ弊社の社会的使命と捉え、精進を重ねております。
基本的にLEDランプメーカーというのは大企業ばかりで、国内では 20社程度しか存在しません。その面から鑑みると株式会社HRDは 『国内最小のLEDランプメーカー』と言えます。しかし、その事は 逆に『お客様の困ったな』を解決する事ができる=小回りの利く LEDランプメーカーでも有るという事です。
一方、LEDの需要は爆発的に伸びると予想されています。やはり最大の 需要は照明分野になりますが、この照明という分野だけでも今後は 細分化が進み、用途の限られた部分照明や、『照らすだけではなく 訴えかけてくる』照明が発展してくると予想しています。このような 市場要求に応えるには、ユニークな開発陣・機敏な製造スタッフ そして、他社との協働により多機種小ロットに対応する事が 益々重要になると考えています。
株式会社HRDのLEDランプは人との繋がりによって生み出されました。 そして、今後の市場要求に応えるには、今迄以上に人との繋がりが重要です。
HRDのHは"HUMAN"、Rは"RING"、そしてDは"DEVELOPMENT"を象徴します。 We develop the splendid human ring. 「素敵な人の環を拡げよう」
株式会社HRDは今後とも皆様と供に歩み続けます。
代表取締役 原田 宜明